遥拝所から○○を拝もう! 水晶パワーみなぎる金櫻神社の歩き方。 (山梨県甲府市)
水晶発祥の神社とされる金櫻神社。
社有林でとれる水晶を信仰の対象としてきたらしい。
そんな神社の水晶守を目指して甲府市に向かった。
アクセス
お隣の夫婦木神社の記事に詳細を書いたので見てほしい。
バスと歩きで行くのはかなりしんどい。
本殿横には無料駐車場があるのでそちらをおすすめする。
詳細はこちら↓
バスと歩きできたので暑さと、延々と続く上り坂で
汗だくになりながら鳥居をくぐる。
手水舎も大きく水がきれいだ。
力のある神社かどうかは手水舎の雰囲気で分かるような気がする。
手と口を清めて境内に入っていく。
上を見上げるとどこまで続くのかわからない階段がある。
まだ上るのかと軽くめまいがした。
階段の両脇には思わず立ち止まってしまうほどの巨木が何本も生えている。
この地の持つパワーを象徴しているかのようだ。
太いものは樹齢7~800年にもなるらしい。
ご利益と御祭神
本殿がこちら。
御祭神は
少彦名命(スクナヒコナノミコト)
大己貴命(オオナムチノミコト)
須佐之男命(スサノオノミコト)
相殿に
日本武尊命(ヤマトタケルノミコト)
櫛稲田媛命(クシナダヒメノミコト)
とある。
約2000年前に疫病が蔓延し、悪病退散を祈願し少彦名命(医薬の神)
がこの地に祀られたのがはじめと伝えられている。
歴史の古い神社で、時代を超えて多くの人の祈りが集まる場所だ。
医者や薬・厄除の神とされ、
神木の金運を授かる桜と呼ばれる鬱金の櫻(うこんのさくら)から
金運のご利益があるともされている。
こちらが鬱金の櫻。
最初のものは日本武尊命が植えたとか。
5月の連休中に満開になるが、
その時期に桜を拝み、水晶守を受けると
生涯お金に恵まれるといわれている。
今じゃなかった・・・。
また社有林からとれた5つの水晶が神宝として古くから信仰の対象になっている。
見ることはできないが観光協会のサイトに写真があった。
こちらがリンクになっている↓
龍伝説
本殿に絡まる登り龍と降り龍。
以前は江戸時代の伝説の名工・左甚五郎の作品が納められていたが、
昭和30年の火災で焼失してしまい、現存の龍は
昭和58年に再度奉納されたものらしい。
残念。
尾っぽの先で水晶を巻き込んでいるのが特徴だ。
こちらは龍の井戸。
夜になると竜が水を飲みに降りてきていたという伝説がある。
1500年前からの井戸で、水が枯れることなく今に至っている。
心がきれいな人が汲むときれいな水が汲め
心の汚い人が汲むと濁った水になると伝えられている。
私は絶対人前では汲めない・・・。
こんなとこでも富士山パワー
金櫻神社には富士山遥拝所がある。
片道20分。
ここまで来たら引き下がれない。
砂利道を上っていく。
下を見下ろすとこんな感じ。
本殿横を黙々と上っていく。
15分ほどで遥拝所が見えてきた。
そこから見える景色がこちら。
ネタバレみたいで嫌だけど、しょせん写真なんで。
目を凝らすとかすかに雲の中に富士の姿が。
天気によってはもっときれいにはっきり見えるんだろうな。
富士に手を合わせ富士山パワー頂いてきました。
摂末社
大黒天。
中の大黒様は火事で焼けてしまった樹齢1500年の杉から彫りだしたものだとか。
最初に登ってきた石段の脇にはこちらの社も。
(水神社・稲荷社・秋葉社の三社の合社)
金櫻神社で選んだ個性派お守り
選んだのはもちろんこちらの水晶守。
五月の櫻の満開の時期に受けると一生金運に恵まれるらしいが
そうでなくてもありがたいお守りであるのは変わらない。
中に透明の水の玉と黄・茶の火の玉が入っている。
これは生涯守ってくれるお守りなので返さなくてもよいとのこと。
値段は1000円。
水晶はあらゆるマイナスの気を浄化する効果があるとされる。
さらに神様の力も宿っているから一層心強くありがたいお守りだ。
他にも数千円単位のパワーストーンのブレスレットなどもあったが、
ちょっと今回は手が出なかった。
授かった金運の効果が出たらまた来ます。
おみくじにはもれなくこちらの七福神がついてくる。
中身はこちら。
福禄寿様じゃありませんか。
ありがたや。ありがたや。
私の口コミ・おすすめ度
☆4つ
歴史の古い神社。
樹齢の長い大木が土地の力を物語っている。
個性的な水晶のお守りがうれしい。
昭和30年の火事のため、建物が新しくビンテージ感はない。
富士山も拝むことができる。
☆5 みんな絶対行くべき。
☆4 何度も行きたい。
☆3 近くに行ったら絶対行くべき。
☆2 近くに行ったら行ってみて。
☆1 ノーコメント