ビジネスや受験で勝ちたいなら知っておきたい武田神社の歩き方。(山梨県甲府市)
受験やビジネスには勝負どころがあります。ライバルに負けたくない。努力し続けいざ本番。最後の最後に背中を押してくれるのは神様かもしれません。どこに行けばいいか迷ったら、おすすめの神社があります。それが武田神社です。
群雄割拠の戦国時代、31歳から亡くなるまで50戦無敗を誇った武田信玄が背中を押してくれるはずです。
甲府駅南口では武田信玄がお出迎えしてくれます。
動かざること山の如し。温かい目でじっと甲府の街を見守ってくれています。
武田神社行きのバスに20分ほど揺られると街中に緑に囲まれた武田神社が見えてきます。
巨大な正方形のお堀に囲まれ、その中が境内になっています。武田信玄の邸宅の跡にそのまま神社を建てたので、このような形をしているそうです。甲府市街地にドカンと置かれているといった印象です。
お堀には白鳥がいました。我々観光客に写真を撮られまくっていることを知ってか知らずか優雅に水面を泳いでいました。
さすが武運・勝負運の神社。狛犬も荒々しく胸筋でこちらを威圧してきます。石工も武田の名に恥じない狛犬を彫ろうといつも以上に気合入ったのかもしれないですね。
手水舎は武田の家紋(武田菱)という細部へのこだわり。
鳥居をくぐって本殿に向かいます。
御祭神とご利益
御祭神は武田信玄公です。そのご利益は勝運にあります。
信玄公は戦の強さで織田信長や徳川家康でさえ一目置いていた存在です。受験、就職、ビジネス、スポーツなどライバルに負けたくないここ一番の勝負時にその武運にあやかれるよう手を合わせてみてはいかがでしょうか。また、争いごとは好きじゃないという人にとっても、信玄公は自分に勝ちたいときに力になってくれるありがたい神様です。
宝物殿で信玄パワーにあやかろう
本殿横には宝物殿があります。この日はあの風林火山の書かれた軍旗「孫子の旗」
が展示されていました。他にも武田家ゆかりの遺品が展示されており、戦国マニアにはたまらない施設となっています。その一品一品を見て武田信玄のパワーをいただけば
より一層、勝運を得ることができそうです。
拝観料は大人300円でした。リーズナブル!
姫の井戸でお水取り
こちらの「姫の井戸」ではお水取りができます。お水取りとは神社に沸くパワーの入った水をいただきその御神威にあやかるという風習です。一説によると武田信玄の娘の産湯にこの井戸の水を使ったことが名前の由来となっているそうです。
武田信玄の家の水を飲む。私みたいな庶民が戦国時代にそんなことしたら今頃打ち首だろうなと想像してしまいました。この神社の霊気が溶け込んだ水を飲みさらに勝運をつけることができます。
神社と鶏
境内では鶏も飼っています。朝参拝したので、けたたましく鳴いていました。
神社で鶏を飼っているのは鶏が神の使いとされているからだそうです。日本の神話の中で、アマテラスオオミカミ(太陽神)が穴の中に籠って出てこなくなってしまう話しがあります。世界が暗闇に覆われてしまい、出てくるように色々な仕掛けをします。その一つとして美しい声の鶏を集めて鳴かせ、アマテラスをおびき出すことに成功しました。その神話から鶏はアマテラスの使いと考えられるようになったそうです。
恐らく、太陽(アマテラス)が現れる夜明け前に、鶏が鳴く習性から連想された神話なのではないでしょうか。
受験生は榎天神(えのきてんじん)もお忘れなく
アップ。
根元に小さな祠があり、菅原道真公が祀られています。言わずと知れた学問の神様。
受験生はここでも合格祈願すれば鬼に金棒となります。
武田神社で選んだ個性派おすすめお守り
甲州(今の山梨県)で流通していた甲州金の一分金をモチーフにした肌守りです。
やっぱりいつも金色のものを選んでしまいます(笑) 他にも家紋入りのお守りや、軍配型のお守りも人気のようです。
甲府の躑躅ヶ崎館(武田神社)でお守り買ったよー!みてみて軍配!!!! pic.twitter.com/JC2J1ocYN7
— ⛩たろいも⛩ (@Toroumai14) 2019年9月8日
あと武田神社のお守り pic.twitter.com/5XPuTo7oZW
— ぽむ@やっぱり夏侯仲権が好き (@pomuko_0714) 2018年7月16日
スイーツ(おまけ)
帰りにバス停近くの売店に目が留まる。
信玄アイスはくすぐられますね。ダイエット中だから食べないですが、信玄アイスの下にくずもち入ってたら危うく心折れてたかもしれないです・・・。帰りにお土産に信玄餅を買って帰ればもう誰にも負けることはないでしょう。
アクセス
JR甲府駅の北口のバス停から武田神社行きのバスに乗ります。
終点の武田神社まで20分ほどです。
最後までお読みいただきありがとうございました!