信州の人

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人間が果実食性だと知れば痩せる

動物には食性があります。

肉食動物、草食動物、雑食動物などといった区分のことです。

では人間の食性は何でしょうか。

それは生物学の系譜で見ると果実食性・葉食性(野菜を食べる食性)

であることがわかるそうです。

果物・木の実・野菜を食べて生きる動物ということです。

雑食じゃないのと思う人もいるかもしれませんが、

雑食性の動物とは何を食べ続けても生きていける動物のことで、

例えば熊は雑食性ですが、

山の中で木の実だけを食べて生きていくこともできますし、

ホッキョクグマのように草一つ生えていないような場所で、

肉だけ食べても生きていけます。

人間のように肉だけ食べていると栄養不足になってしまうような動物は

雑食とは呼べないのです。

 

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自分の体に聞いてみるとよくわかると思います。

味付けしていない生の肉1キロ、果物1キロ、野菜1キロ、

どれか1つえらんで一日過ごさなければならないとしたらどれを選びますか。

ストレスの少ない順番は果物、野菜、肉の順番じゃないでしょうか。

やはり人間は果実食性(葉食性は補助的)の動物だということです。

つまり本来人間は生の果物と野菜だけ食べていれば

健康に生きていけるはずなのです。

 

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果物や野菜は生で抵抗なく食べることができる食べ物です。

生の果物や野菜の中にはミネラル・ビタミンなどの栄養素だけでなく

食物酵素が含まれています。

この食物酵素は胃の中でその食べ物自体の消化吸収を助けてくれるので、

胃の負担が大きく軽減されます。

しかし、残念ながらこの酵素は熱に弱く調理されると

その力を失ってしまいます。

調理・味付けされた料理をたくさん食べる人間にとって

消化吸収に費やすエネルギーは非常に大きいのです。

果物・野菜の生食はこの負担が減り、

同時に豊富なビタミン・ミネラルも摂取できるため

免疫力を高めたり、体の機能を回復したりする代謝に

エネルギーを回すことができるようになります。

体が丈夫になるんです。

 

ただ果物はそれだけならすぐに消化吸収されてしまうのですが、

他の食べ物と一緒に食べると体内に長くとどまってしまい、

腐敗しやすい性質のため腸内環境を悪化させてしまいます。

(生野菜は腐りにくいので食事と一緒で大丈夫です。)

小腹がすいたときにお菓子の代わりに生の果物をとる。

そんな生活習慣を作ってみてはいかがでしょうか。

 

日本でも本当に果物とナッツだけ食べて生きてる人がいたり、

菜食主義の人にいたっては珍しくもなくなってきています。

でも個人的にはそこまでする必要はないんじゃないかと思います。

現代の人間より何倍も体内感覚が鋭かっただろう原始人も

マンモスをとって食べてたわけで、

動物を食べることも人間の進化に意味があったんだと思います。

ほどほどが肝心です。

 

豆知識

コアラはもともと雑食だったそうですが、

進化の過程でユーカリだけを食べて生きれるようになりました。

あちこち捕食のため移動しなくていいようになり

食料の確保が簡単になったわけですが、

脳は小さくなったそうです。

なんか怖いです。

人間が色々なものを食べるのは大きな脳を

支えるのに必要な栄養素をとる必要があるから

なのかもしれません・・・。

 

 

 

〈おすすめ図書〉

実際の食事の仕方で果物に偏食するようなスタイルを薦めており、わたくし個人としてはそんなことしなくてもいいと思ってますので「とんでも本」だと思ってますが、食性についての話はとても面白く一読の価値あります。健康な食事とはどんなものだろうという考えるヒントになると思います。

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