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腸と脳のつながりを知れば痩せる

世の中に腸の調子を整えると謳う健康食品はものすごい数の種類のものが宣伝・販売されています。ですから、なんとなくお通じにいいとか、痩せるとか、健康にいいとかイメージするとおもいますが、具体的に何がどういいかはよくわかってないという方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。ただただ、なんとなくそういうものを口にするのと、どう体に効くかを知って口にするのとでは全く効果が違います。例えば、ボディービルダーがトレーニングをする時、この動きがどこの筋肉に効いているかを知り、そこを意識して、理想的な筋肉をイメージするとより筋肉への効果が大きくなるそうです。それと同じように、腸がどういう仕組みでできていて、腸にいい物を食べるとどこにどう作用するのか理解すると、イメージが効果を増大させるのです。

 

それではまず、腸内環境を整えるということが心と体を最高のコンディションにするために重要な役割を担っているということから説明します。体は腸内環境が整えば、やる気や集中力が高まり、活力がみなぎってくる仕組みになっているんです。

 

脳腸相関という言葉があり、脳と腸には深い関係があることが知られています。

脳の状態が腸に影響を与えるのはわかりますよね。緊張や恐怖でお腹キュウっとなったり、お腹壊したりすることありますよね。それも脳腸関係なんですが、逆に腸の状況も脳に影響を与えると言われています。

 

それには生物の進化の順番がかかわっています。地球上ではまず初めに何かのきっかけで単細胞生物が現れます。それが多細胞生物になり、様々な動物に進化していきました。その進化の過程で一番最初に誕生した臓器がだと言われています。ほとんど腸しかないような生き物がまず誕生して、生存競争の中で、少しでも効率的に餌を見つけられるよう腸が進化していきます。そのよう過程で生まれた多様な機能が枝分かれし、その役割が特化され発達したものがその他の臓器なのです。

 

つまり、脳も腸から生まれた臓器の一つなのです。

 

そう考えると生き物は腸が本体でその他の臓器は機能を高めるオプションにすぎないと考えることもできるのです。脳が体の中心という考え方から脱し、腸を気遣った生活が、強い心と体を作るために必要なのです。

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では、具体的にどのような仕組みで腸内環境が、脳に良い影響を与えるのでしょうか。科学的な視点で見てみましょう。

 

脳内の神経伝達物質にセロトニンというものがあります幸福感を与えたり、やる気をおこしてくれる物質です。セロトニンを作るためには食べ物のたんぱく質を分解し、トリプトファンという物質を作る必要があります。それを材料にセロトニンを製造するのですが、その製造工程で様々なビタミン類を必要とします。

そのビタミン類を食品の中から取り出す仕事をしてくれているのが腸内細菌なのです。

 

つまり、いくら口からたんぱく質とビタミンを体の中に取り込んでも、腸内細菌が元気に働かなければ、いつまでたってもセロトニンは作られないのです。日々の気分も腸内細菌の機嫌次第と言えるでしょう。家族や友達、社会に支えられて生きていると日々感謝して生きている人でも、さすがに自分の心も体も腸内細菌に支えられて生きていると感謝して生きてはいないと思います。感謝しましょう。そうすれば、腸に悪い不摂生もできなくなってくると思います。

 

さらには睡眠を促すメラトニンという物質もこのセロトニンから作られています。よい睡眠も腸内細菌のおかげなのです。ぐっすり眠れたら再び、腸内細菌にありがとうと言ってあげましょう。

 

それでは腸内環境を整えるにはどうすればいいのか具体的な方法に興味のある方は続きをどうぞ↓

 

 

 

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最後までご覧いただきありがとうございました!